航空券を買うにしても、当時は今のように格安航空券もそれほど出ていませんでしたし、インターネットなども普及していなかったので、航空券を入手するのは至難の業でした。また、北海道と東京では、あまりにも遠くて、正規料金も高かったために、なかなか会うことはできなかったのです。しかし、2人はできるだけ工夫をして、会うようにしていました。お金を貯めて航空券を買ったり、できるだけ安い航空券を探したりしながら、遠距離恋愛を続けました。
航空券の入手が困難だから車で移動するか、ということになるかもしれません。しかし、飛行機で移動するくらいの距離を車で移動するには、何時間かかるのか予想がつきません。ましてや大型連休は、高速道路などが渋滞する可能性は大いにあります。また、最悪事故などに遭遇する可能性もなきにしもあらずです。実は私も、長野から九州まで車で何度か移動したことがありますが、渋滞したこともあれば、事故が発生して通行止めになり、途方に暮れたこともあります。
航空券の「航」はふねへんですから、船がそれを使うのはわかります。ちょっと調べてみたら、「航」はそれ一文字だけで、日本の昔ながらの船の船首から船尾まで通した厚い船底材を表すようです。この意味を表すとき、漢字の読み方は「こう」ではなく「かわら」です。しかも昔(大正以前)はふねへんに「元」と書いたようです。船の大元となる板材なのでその漢字だったのが、明治以降今の漢字になったのです。
航空券の割引と言えば、いわゆる格安航空券があります。これは旅行会社がツアーのためにまとめて安く買ったものを、個人のために売る航空券です。そのため航空会社からは買えません。ちなみに航空会社の割引ルールを設けて直接個人に売っている航空券はPEX航空券と呼ばれ、格安航空券とは言いません。
航空券を航空会社が割引をしているPEX航空券の場合、格安航空券と違い、正規のチケットですので、どこの店舗で購入しても値段は同じになります。ですが、ゴールデンウィークや年末年始などのピーク時をはずしたオフピーク時は安くなったり、さらに購入が搭乗よりも早い時期であれば、その分、割り引かれたりというようなシステムになっています。航空券を買うときには、PEX航空券を利用することも考えて、旅行の時期を計算したり、前もって航空券を準備をしたりすると、賢く航空券を利用することができそうです。